2025.04.17
カテゴリー:その他
寒い季節に活躍するウール製品。
でも、「ウールって色々あるけど、何が違うの?」と感じたことはありませんか?
そんな時に頼りになるのが『ウールマーク』なんです。
このマークが付いている製品は、厳しい基準をクリアした高品質なウールである証。
今回のブログでは、ウール初心者さんに向けて、ウールマークがどんな意味を持ち、私たちの生活にどう役立つのかをご紹介します。
これを読めば、あなたもウール製品選びのポイントがしっかりわかりますよ!
認定機関を通じて厳しい検査で品質基準を満たしていることを確認できた製品にのみ付与されるのがウールマーク認証です。
現在では世界約140カ国 で幅広くウールマークが使用され、多くの国で認証および登録商標として認知度が高いマークとなっています
繊維関連のシンボルマークとしてほとんどの人が知っている、とても有名な品質認証ロゴマークとなりました。
現在までに、50億個以上の製品にマークが使われているそうです。
認定機関での検査はなんと5個!
以下全ての検査をクリアした製品に付与されます。
検査1.繊維含有量
ウール製品の繊維含有量を評価し、製品の混率が表記通りであることを確認しています。
検査2.耐光堅牢度
セーター、靴、カーテンなど製品の種類に関わらず、最長10時間非常に強い光源に晒し、色褪せしないことを確認します。
検査3.耐久性
物理的な限界まで押したり、引っ張ったり、伸ばしたりし、ウール製品に過度な圧力をかけることで、その耐久性、耐ピリング性と構造強度を測定します。
検査4.洗濯試験
ウール製品を洗浄力の高い洗濯機で洗い、収縮や形状変化がないかを確認し、ウール製品のお手入れが簡単であることを裏付けます。
検査5.湿潤堅牢度試験
ウールが直面するであろうあらゆる液体、コーヒー、油汚れ、アルコールや化粧品などに対して、厳しく検査します。
出典:ウールマーク
ウールマークは混率によってマークが変わります。
ウールマーク: 100%新毛(バージンウール)
ウールマークブレンド : 50〜99.9%新毛
ウールブレンド :30〜49.9%新毛
お洋服を選ぶ際に、衣類表示を見ますよね。
衣類表示にある「ウール」と「毛」の違いってなんだろうと、思ったことはありませんか?
「毛」と言うのは、羊毛を含むカシミアやアルパカ、アンゴラなどの動物の毛全般を表しています。つまり、表示をすることで化学繊維との区別をしているのです。
例えば、毛100%の表示があれば、アクリルなどの化学繊維ではなく、何かしらの毛素材で作られているということを表しています。
ウールマークは高品質なウール製品を選ぶための強力な指標であることがわかりましたね。
ウールマークの種類と意味を理解することで、自分のニーズに合った製品が選びやすくなると思います。
今後のウール製品選びにウールマークを役立ててください。
今回解説したウールマーク、付与されている商品があるんです!
MAXIMUM The Sofwool(マキシマム・ザ・ソフゥール®)という商品はウールマークの基準をクリアしています。
ここまで読んでくださった方にはこの商品のすごさが伝わるかと思います。
ぜひ商品ページもご覧ください▼
COPYRIGHT ©D-BREATH CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
このページの上部へ